2014/09/06

テレビはなくても困らない。

テレビがなくても困ることはこれと言ってない。


大学進学と同時に一人暮らしを始めた時から、

私の生活からテレビは姿を消した。

何台か先輩や同期にもらったテレビが部屋にあったが、

そのすべては後輩などの手に渡った。


それから10年たった今でも、うちにテレビはない。


テレビがなくてもいい理由を7つほど以下に述べてみる。
※あくまでも私の主観です。



・情報は自分から収集すればいい
いまやインターネットが大変便利。
ニュースから今晩のオカズのレシピ、あんなことやこんなことまでなんでも調べられる時代。
テレビから流れてくるテレビ局の押しつける情報ではなく、自分で取捨選択して情報を得ることができる。
テレビで流れるニュースなども、テレビ局のHPで見れる。



・片手間の作業ができる
テレビは視覚と聴覚を傾けないといけない。
大体のテレビは固定された位置にあるだろうから、テレビを見るには自身も固定しなければならない。
対して、ラジオや音楽などであれば、聴覚だけを傾ければいいので、料理やほかの作業の片手間にできる。
うちの母親が、車を運転中に火サスを見ていて、純正ナビなので走行中(サイドブレーキが引かれていない状態)は音声のみなのだが、どうやら画面を見なくても音だけで面白いらしい。よくわからん。
テレビは音と画面を見ないと面白さ半減だろうに。



・NHKの料金徴収を正当にお断りできる
休日の午後、家でまったり過ごしていたら
「ぴんぽ~ん」
ガチャ
「NHKです~受信料を~…」
なんてことがあっても。
「うちにはNHKを受信できる設備がありません
と正当にお断りできる。

徴収員に、本当にテレビがないか家に上がりこんで調べるなんて権限はないので、
「テレビがない」と言えば通常なら引き下がるが、
実際にテレビがあって、NHKを視聴していたりしたら、さかのぼって徴収される可能性もあり、
あるいは詐欺にあたるかもしれない(この辺は詳しくないのでよくわからない)ので、嘘をつかずに済む。


・電気代が節約できる
テレビは電化製品。当然その恩恵を受けるためには電気を供給しないといけません。
最近主流の液晶テレビ、その電気代はここを参考にすると、

----以下引用----
30型クラス・消費電力80Wの液晶テレビを1時間運転した場合の電気代を試算します。電気代を24円/kwhとして計算すると、80W / 1000 × 24円/kwh × 1時間 = 1.92円 が、1時間あたりの電気代となります。
----引用ここまで----

と述べているので一日1時間テレビをつけて、それが毎日であれば
1.92円 × 365日 = 700.8円/年

 しかし、子供のころは、「テレビは1日1時間!!」って怒られてたりしたので、実態はもっと見るだろう。

一人暮らしでも、帰宅したらまずテレビをつけるって人が周りにいっぱいいたので、仮に寝る前に消しても20時〜24時の4時間くらいは着いているのではなかろうか。
そうなると、上記の試算の4倍、2800円/年程度になる。
更に、テレビをつけっぱなしで寝てしまうということもあるだろうから、果たしてどの程度になるのやら。

いちいち照明を消すより、そのつけっぱなしのテレビを消した方が、はるかに節電になることでしょう。



・そもそも番組が面白くない。
テレビを見なくなって久しいが、最近のバラエティ番組とか、他のジャンルも、面白くない。
タレントがバカみたいにキャーキャー騒いで、うるさい。
ニュースにまで、タレントの顔が画面の隅っこに常に貼り付いていたりする。
テレビがなければ、こんなやかましいモノにイライラしないで済む。



・想像力が豊かになる。
テレビから流れる情報は、大部分が視覚に訴えるものだと思う。
だから、音だけ聞いていてもよくわからなくて、面白くない。
だから、画面に釘付けになる。

ドラえもんって、どんな声?
ハリーポッターはどんな風に杖を振る?
十津川警部はどんな顔?

テレビを見れば全部わかる。

だから、自分で想像することを、半ば放棄させられてる

でも、それって、その映像作品を作った人のチョイスだよね。

よく、小説が映画化されて、観てガッカリ。ってことが起きるけど、活字を読んで、キャラクターの顔や声、周りの風景を、自分の頭の中で作り上げて楽しんでいたものを、他人が作ったものを無理やり捻じ込まれ、イメージが壊されてしまうことが原因の一つだったりする。

本を読もう。音楽を聴こう。そしてその向こう側を、自分の頭の中に創り出そう。

視覚に頼らない作品は、想像力を働かせないと面白くない。だから、そういうものに触れていると、想像力が豊かになる。


・食事に集中できる
食卓でテレビがついているというご家庭は少なくないと思う。
茶碗と箸を持っているけど、顔はテレビの方を向いている。
自分が今何を口に運んだかも碌に確認しない。

ごはんの時はテレビを消してみよう。
そして、目の前のご馳走を、目でも楽しんでみよう。
今までと違った味わいになるかもしれない。




テレビがなくて困ったこと


・サッカーワールドカップ日本戦をFMラジオ中継と2ちゃんねるで観戦せざるを得なかった。

・職場の上司が「昨日テレビでさぁ〜」と話を振って来た。

・地震の時にNHKで全国的な震度の確認が出来ない(ネットでこと足りるようになった)。

・劇場版エヴァンゲリオンをタダで見れなかった。


まぁ、どれもどうでもいいようなことばかり。 やっぱり、テレビはなくても困らない。

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